飛び込め情報の海へ②

情報の海に飛び込み、情報に触れ、吸収する楽しさに没頭する私。

ただ、始めたばかりなので知識量はまだまだ少ない。

貯金を増やす方法ひとつ取っても稚拙なものです。

ん?、あれ?

このスタンスって

実力はショボいが気合いは十分

てな感じになってませんか?

ウ〜ンおかしいなあ、

だってここまで「やる力」は一切使ってないし、

気合いなんて入れた覚えは一度もないのです。

お金の勉強をスタートさせた今回だって、あふれる好奇心を抑えられなかっただけですし。

そんな私の貯金実績は

手取り年収210万のうちの80万を貯金に回し、

貯蓄率にすると38%です。

これも勉強してわかったことですが、

貯蓄にとって重要なのは貯蓄額ではなく貯蓄率なのだそうです。

貯蓄率は高いに越したことはないのですが、実現はそう簡単ではなく

特に低収入になる程、高貯蓄率のキープは難しいとされています。

これで行くと私の貯蓄率と年間の生活費(節約度合い)は大変優秀であることが判明。

嬉しさ絶頂、勇気100倍の事実なのですが、でも不思議です。

くどいようですが

気合い、根性、努力…そんな「やる力」に通ずるようなパワーは

何一つ発揮していないはずなのに、この現状なのです。

いろいろ考えました。

結果、行き着く理由はここしかないようです。

それは、お金を増やすことは私を夢中にさせる、ということ。

気合いや根性、努力などではなく夢中、なのです。

その夢中とは「楽しい」に置き換えることもできる、そんな、夢中。

趣味に没頭する感覚に似ていると思います。

ということは、貯金が趣味になったということ?

それなら大歓迎です。

他人から「趣味は?」と尋ねられて「貯金です」と答えるのはやや気が引けますが、

自分の中だけで思うのなら一向に構いません。

人生の好転感が得られ、将来の不安が減っていく趣味なんて最高じゃないですか。

このあとどこまで貯まっていくのかはわかりませんが、

貯金が増える方向にベクトルは向いていて、収入の割に優秀。

つまり私は右肩上がりに成長しています。

出ました、

「右肩上がりに成長」

…何というこの響き!

遠い昔に聞いたことのあるような、

個人的にもずっと無縁だった言葉です。

最後に意識したのはいつだったか…

思い出してみましょう。

私にとっての成長期、それは生まれてから社会に出るまででした。

身体的、精神的な成長とは違いますからね。時代背景を伴った経済的な話です。

高度成長からバブルへと日本が経済的に成長を続けていた時期と

私の生育期、親の庇護のもとにあった時期はピッタリと一致するのです。

東京オリンピック(1回目)の年に生まれ、バブル絶頂期に社会に出るのですから。

この間です、「右肩上がりに成長」という言葉に実態が伴っていたのは。

おかげで不自由なく幼少期、思春期、青春期を過ごすことができ、

私大にも行かせてもらいました(2浪もさせてもらいました)。

時代が進むにつれ豊かさは増していく。

それは当たり前であり、世の中とはそういうものでした。

ところが社会に出て自立した直後にバブルは弾け、

この先もう成長などないと宣告されるのです。

常に右肩上がりで育った身にとって、この時代の流れは意地悪過ぎます。

なにせそんな想定も経験も耐性も何もないわけですから。

その後は失われた30年の日本と同じく、個人的にも成長期など二度と訪れず、

むしろ後退だらけの社会人生活でした。

(正社員登用を拒んではいるものの)アルバイトで生計を立てるまでになってしまった。

時代の波に依存して大人になった私は、時代の波に乗る以外の方法で

自らを成長させる術を知らなかったのです。

ですがどうでしょう

とうとうここに来て時代の波とは無関係の、

いわゆる「オレだけ成長期」を呼び寄せたのです。

もう一度言います、右肩上がり!成長期!何というこの響き!

社会人として自立して以来初めて手にした、それも自力で手にした右肩上がりの成長期。

♫〜小さい頃は神様がいて〜

その神様が再び現れたのです。

そんなところにいたのですか?ずっと会いたかった…。

成長期入りを実感した私。

実はこれって、状況としては世の中の金持ちとか富裕層とか言われる人たちと

同じなのではないかということに気づきました。

富裕層と同じ?私が?

どういうことかと言うと、

私の前には海が広がっていて、

海の向こうに渡ったり海の中に潜ればお金や自由、豊かさが手に入ります。

海の先には桃源郷、海の中には竜宮城がある。

これまでの私は金槌であり、怖くて海に飛び込めず

岸に立って呆然とするしかありませんでした。

しかし私はその海に飛び込んだのです。

もちろん富裕層は自由自在に泳げます。

まさにアバター:ウェイ・オブ・ウォーターのように速く、遠く、深く。

一方私はまだ犬かきかもしれない。

いやそれ以前かも、ただ溺れないだけなのかもしれない。

それでも岸に立ち尽くしていた状況と比べたら次元を超えた進化です。

じゃあこの先必要なのは?

もちろん泳ぎを覚え、上達させること。なるべく早く。

さて次回は、泳ぎを上達させる方法、早く上達させる方法ってこれでいいのかな?

そんな知識の得方、勉強のしかたについて触れてみたいと思います。

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