コロナによる本業の給与補償と副業収入によって貯金を増やした私。
しかしそんなボーナスステージも長くは続かず、
またお金が減っていくモードに逆戻り?
てっきりまた萎んでいくとばかり思っていた私の貯金。
ところがどっこいそれが減らないのです。むしろ少しづつ増えているのです。
すごいじゃないか!早速検証です。
まず収入。
本業一本。自宅待機前の状態に戻りました。
ただしコロナ前よりお客様が減ってヒマになっているので
むしろ以前より少なめなのです。
ならば支出。
そうなのです。コロナ自粛で支出が下がっているのです。間違いありません。
しかしですよ、下がったとは言え月1回程度の飲み代とか、
それを控える程度で大きく変わるものなのか?
いえいえ。
支出を大きく下げた本当の正体、それは自炊でした。
ただ、これまでも自炊はしてましたよ。ちょくちょくね。
だから気づかなかったのです。
今はほぼ毎日自炊なのです。
自炊の割合が増えたのは、実は副業の交通誘導のおかげです。
こんなきっかけがありました。
誘導員としてデビューした当初、私は昼食をコンビニで済ませていました。
昼食はコンビニで。そういう誘導員は結構多いのです。
そんなある日、ペアを組んだ先輩は弁当派でした。
聞くと自分で朝から作るとのこと。
「ちゃんと早起きまでしてエライですね。」
そう言う私に先輩はこう答えました。
「弁当なんて簡単でいいんだよ、米さえあれば。」
ほほう、私は思いましたね。確かに簡単なものでいいのなら、と。
そろそろコンビニランチには飽き始めてたし、値段もそこそこするのです。
その日の帰り、私は100円ショップに立ち寄って弁当箱と箸と箸入れを買って帰りました。
交通誘導は時間が規則的です。
朝7時半までにはその日の現場に入り、夕方5時には終了します。
残業はまずありません。
これなら私も出勤前に弁当作りができるのではないか?そう考えました。
我が家の炊飯器は炊きあがるまでに25分ほどかかるので、
その間が調理時間です。
通常は6時起床なので30分早起きして5時半に起きれば
弁当を作って6時半までには出かけられます。
だけどちょっと待って!
朝30分早起きするのがどんなに大変なことかわかってるの?
そんな悲鳴が聞こえてきそうですね。
はい、私も朝起きるのは大の苦手で、
人生の肉体的苦痛の半分以上は朝起きることであると
そう断言しても過言ではないほど朝起きれない質でした。
でもフフフ、それは私がまだ若かった頃の話。
この年齢になった今では以前より簡単に起きられる、というか目が覚めるのです。
大変役に立つこの身体的変化のことを私は勝手に「ジジ起き」と名付けてます。
加えて私の本業、ホテルレストランでのシフトは朝食担当でした。
出勤時間は6時。通勤時間は約15分。
つまり元々毎朝5時には起きる生活だったのです。
早起きと言いながら本業の時より30分も長く寝とるやないか。
で、出来ちゃいました、お弁当。
びっくりです。
まさか自分が早起きして弁当を作るようになるなんて。
ある日の弁当のレシピです。
・卵炒め(巻くのではなく炒めるほうが好き)
・玉ねぎ炒め
・ウインナー炒め
・めざし
・ふりかけはごましお
別の日のレシピです。
・卵炒め(巻くのではなく炒めるほうが好き)
・もやし炒め
・ウインナー炒め
・めざし
・ふりかけはごましお
よ〜く見比べてくださいね。しっかり内容は変えてますから。
要は自分さえ良ければ毎日大して変わらないものを食べても一向に構わない。
それよりフライパン一つでできることを重視しました。
ところが自作弁当は実にうまい。驚くほどうまい。
そして不思議と全く飽きないのです。
さらには腹持ちもいい。
お茶は市販のパック麦茶にしました。
54袋入りで200円ちょっと。
これを空きペットボトルに入れます。
そういえば冷凍庫に保冷剤があったな。
あとは100均で保冷バッグを購入すれば、
たった3ヶ月のためにわざわざ水筒を買う必要はありません。
お茶は暑くなってくると1日2本は必要ですが、これを毎回コンビニで買っていたら
それだけで月に5000円以上かかるのです。
弁当の方はというと、原価は150円もかかっていないと思います。
コンビニ弁当を500円と考えれば、その差額は350円。
月25日換算だと8750円の節約です。
交通誘導の日給は交通費込みで7200円
お茶の節約分も合わせると、ほぼ丸2日分の日給です。
ちょっと脱線します。
私はめざしが好きで(苦味がなんともたまらん)毎日のように弁当に投入していました。
ある日いつもと違うスーパーに立ち寄ったところ、
そこはめざしパラダイスだったのであります。
なんと、
・マイワシ
・ウルメイワシ
・カタクチイワシ
3種のイワシのめざしが揃い踏みしていたのです。
迷わず全種類買いましたね。
翌日の弁当のごはんの上に3本、3種のめざしが並んだのは言うまでもありません。
その日のランチの楽しみなこと。
3種のめざしの味は拮抗して、予想以上の大接戦なのであります。
ここまで神経を集中させて食べた弁当はこれまでありません。
強いて言えば、私的には苦味にキレのあるカタクチイワシがやや優勢といったところか。
こんな弁当にはタイトルをつけたくなります。
「魚種の違いを味極めろ!めざし頂上対決弁当」
なんてどうでしょう?
これ、サラメシに応募したら取り上げてもらえるんじゃないかと思いましたね。
さて、話を戻さなければいけませんね。
弁当づくりは昼食代の節約だけにはとどまらず、プラスの波及効果を生み出します。
それについては次回のお話とさせていただきます。
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