このブログには目的があります。
自分を変えて願望に近づきたいと思っている人たちのお役に立ちたいという目的です。
加えてこのブログには明確な方針があります。
それは私のことを書く、ということです。
私に起こったこと、私が思ったことばかりを書いていくつもりです。
一次情報に徹する、といえば聞こえがいいのですが
おそらくそれしかできない。自分のことしか書けない、ということです。
具体的には倹約、貯金、投資、副業などを通じて自由度を高めていく
その過程を丹念に綴っていくことになります。
それがどなたかのお役に少しでも立てれば、というスタンスです。
お金に余裕がなくカツカツの人、
そんな状況を好転させたいと思っている人、
私のようにいい歳になり、人生の残り時間でそれが達成できるか微妙な人、
おまけに正社員でもなく、稼ぐ力に乏しい人、
そんな人たちに響くブログにできればと考えています。
ところが、です
そういった類いの情報やノウハウって、実はもうすでに巷に溢れ返っていますよね。
知名度、実績共に申し分ない先達の諸先輩方が書籍やブログ、動画、SNSなどを駆使して
まさに手取り足取り。
苦労して積み上げた経験や知見を惜しげもなく開示されています。
非常に有難いことです。
私達は今、素晴らしい時代を生きているのですね。
もちろん私自身もそれらの情報の恩恵なしにこうしてブログを立ち上げることなど
絶対に不可能だったわけで、道を示してくれた先生方にはもう感謝しかありません。
もう一度言います。
道をお示しいただいた先生方には感謝の言葉しかないのであります。
一方、そうした教えを授かる中で、私はある違和感を感じるようになりました。
その違和感は私を導いてくれた先生方のほとんどに共通して存在するものです。
違和感というよりちょっとした不満に近いものかもしれません。
それは一体何か?
一言で言えば
教えを授けた後が雑なのでは?
ということであります。
どういうことかというと、
知識やノウハウなどについてはとてもわかりやすく丁寧なのですが
問題はその後です。
ほぼ必ずと言っていいほど、
さあ知恵は授けた、あとは実践あるのみ。
と実行を促します。
似たような言い方はいろいろあります。
「成功するのはやった人だけ」
「明日から、いや今すぐ始めよう」
「実践しないと意味がない」
「結局やるかやらないか」
などなど。
そうなんです。とにかくやるんだ、と皆さん口を揃えるわけです。
私はここに違和感を覚えるのです。
あれ?これまでの懇切丁寧はどこへ行ったのですか?
ここまで来て最後は一言でバッサリですか?
これって結構ラフに突き放してません?雑じゃありません?
そう思えて仕方がないのです。
「あとはやれ」
そう言われてすんなりやれれば、世の中は成功者と達成者にあふれているはずです。
しかし実際はどうでしょう。
いくら啓発やノウハウを吸収したとしても、
本人が望むところまでたどり着けるのほんの一握り。
それどころか知識だけが増えただけで何も変わらない人も多い。
これが現実のような気がします。
つまりいざ実行に移す段階で、大きな障壁が立ちはだかっていると思われます。
そう考えると私にも思い当たるフシが山ほどあります。
・とにかく腰が重い
・何でも後回し
・やれと言われれば言われるほどやる気をなくす
・大切なことだとわかっているのにできない
・そんな自分にほとほと嫌気がさしているのに、弱い自分と決別できない
どうしてそうなのか理由はわかりません。
悔しくて仕方ありません。
でも、できないのです。
そしてこんな私に似たような方、結構多いんじゃないかと考えています。
その逆ですぐに行動できる人、やらなければ気がすまない人、
そんな人たちも一定数存在するようです。
羨ましいばかりですが、
彼等が持っているその不思議な力、仮にそれを「やる力」とでも名付けてみましょう。
では「やる力」とは一体なんなのか?
どうやったら獲得できるのか?
本当にそれがないと実行に移せないのか?
私はそのあたりのことが知りたいのです。
そしてその逆、
「やる力」がない、やれない理由や原因についても同様です。
これから書く私の経験など、取るに足らないものです。
普遍性もありません。
ただ私が直面するひとつひとつの問題や課題について、
それを行動に移すまでの要因や心理、
あるいは行動できずにのたうち回る様子など、
私自身を実験台にして
「あとはやれ」から「やる」までの間、
もしくは「やれない」までの間、
その部分に力と文字数を割いて書き進めていこうと思います。
間違いなくこのブログは「やる力」のない人向けです。
最初の一歩を踏み出す。
ただそれだけのことなのになぜかそこで七転八倒し、
結局踏み出せない人がたくさんいると思います。
そんな人は本気度が足りないとか、自分に甘いとか、
他人からそう思われたり、自らもそう思って自己嫌悪に陥ったりしているでしょう。
でも、いいんじゃないかと思うんです。
人生の機微はそこにある。
その部分こそ語るに足る。
少なくとも前だけは向いている。
そう信じて、その先にいいことが待っている。
そんなブログにしていきたいと思っています。